2010年04月11日

パッケージとトップレベルとimport

パッケージ


パッケージとは、クラスが入ったフォルダのようなもの。
一つのパッケージに同系統のクラスが入ってる。

トップレベル

トップレベルには、使用頻度が高い関数とクラスが入っている。
この関数のことをトップレベル関数といい、クラスのことをコアクラスという。
詳細はAS3.0コンポーネントリファレンス-トップレベル参照

トップレベルと他の違いについて
コアクラスのNumberと、そうでないMovieClipクラスを比較してみる。
例えばNumberクラスだと
var num:Number = new Number(10);
のほかに、
var num:Number = 10;
といった風にも書ける。
しかし、MovieClipの場合はnew演算子を使って書かないといけない。
var mc:MovieClip = new MovieClip();

このように、トップレベルのクラスや関数は、Flashに予め読み込まれているので、インスタンスの生成をしなくても使えるようになっている。
また、これ以外のパッケージを使用する場合はimportでパッケージを読み込む必要がある。


import


トップレベル以外のパッケージを使用する場合は、importを使って読み込む。
ただし、フレームアクションとして記述する場合はFlashが自動的に読み込むようになっているので、書かなくてもエラーにならない。
ワイルドカード(*)が使用できる。

//ボタンコンポーネントを使う場合
import fl.contorols.Button;
 
//コントロールパッケージのクラスを使う場合
import fl.contorols.*;


フレームアクションでimportが必要なパッケージ
すべてのパッケージ
このページで、fl.から始まるパッケージはimportが必要。

【まとめ】
トップレベル → インスタンスを生成しなくてもそのまま使える
fl.〜 → コンポーネントをまとめたパッケージ群。importで読み込んでからインスタンスを生成
flash.〜 → 外部ASの場合はimportが必要。タイムラインで使う場合はimportしなくてよい。
adobe.utils  → Flashオーサリングツールを作成するためのパッケージ。たぶんSWFプレーヤーを作る場合に使うものだと思うので無視でOK。




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posted by K at 13:19| Comment(0) | AS3.0の構造 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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